肌に、顔に、髪にも使えて、
やけどや軽い傷の手当て、頭痛や筋肉痛などの痛みにも使え、
優れたリラックス効果が不眠や精神のバランスも整えてくれる、
万能精油のラベンダー。
原液使いもできるほど作用が穏やかなので、子供や赤ちゃんにも少量から使える精油です。
そんなラベンダーのプロフィールをまとめた記事です。
目次
ラベンダー精油の基本情報
英語名 Lavender
学名 Lavandula angustifolia(ラワンデュラ アングスティフォリア)
科名 シソ科
抽出部位 葉と花
抽出方法 水蒸気蒸留法
主成分 酢酸リナリル リナロール ラバンジュロール
主な産地 フランス イギリス イタリア ブルガリア オーストラリア 日本
学名の意味はラテン語で「洗う」という意味の「ラワーレ」が語源といわれています。
ローマ人は傷の洗浄や沐浴にラベンダーを利用していました。
そんな歴史からも、ラベンダー精油は「浄化」をキーワードに持つ精油なのです。
フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが実験中に追ったやけどにラベンダー精油を
かけたところ驚くほど速く治ったという歴史が、アロマテラピーの発展の始まりであるということから、アロマテラピー界の母のような存在です。
ラベンダーはどんな植物?
水はけのよい石灰質の山岳地帯で育つ多年生低木です。
一つの株からは放射線状に均等にバランスよく育ち、花開きます。
花の季節は5~6月の初夏。
フランスのグラース地方や、北海道の富良野など、満開のラベンダー畑は絶景地として有名ですね。
スパイクラベンダーやラバンジンなど種類が多くあり、
高い地で育つものほど「酢酸リナリル」を多く含みリラックス効果が高いです。低い位置に行くほど雑菌などに抵抗するため、抗菌作用のほうが高くなります。
このことからも、
精油とは、植物が厳しい自然を生き抜くための術であることがよくわかりますよね!
ラベンダー精油の効果効能
血圧降下 抗炎症 筋肉弛緩 皮膚細胞活性
抗菌 抗ウィルス 抗真菌
「眠れないときはラベンダー」というのは、アロマ初心者さんでもご存じのはず。
酢酸リナリルという成分が優れた鎮静効果を持っていますので、リラックス効果を求めるのなら酢酸リナリルを多く含むものを使いましょう。
ちなみに高濃度で使うと、逆に眠れなくなるのでご注意を。
肌には鎮静効果があり、水虫、皮膚炎、かゆみに有効です。
アレルギー性皮膚炎などには、軟膏を作っておくのが便利ですよ~!かゆみを穏やかにしてくれますので、私にとっては花粉症に時期に欠かせません。
やけどには原液塗布も可能です。ティートリーとのブレンドがおすすめ。
頭痛や筋肉痛、胃痛などの身体の痛みにも使えます。
また、抗菌効果に加えて虫除け効果もあるので、ハウスキーピングにも。
傷を癒し、心と身体を浄化し、精神のバランスを整えてくれます。
・・・書いてて思うけど、ラベンダーってほんと万能すぎる精油ですね(;^ω^)
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ラベンダー精油の注意点。原液で使ってよい?
通経作用があるので、妊娠初期は使用を避けて下さい。
ラベンダー精油は作用も穏やかなので、少量であれば原液で使うことも可能です。
私は頭痛もちなので、痛くなってきたらまずラベンダーを原液で首筋やこめかみに塗布します。
それでなんとなく気分が持ち直すことも。
肌が荒れたりは、今のところ無いですね。
もしあなたもラベンダー精油を原液で使いたいなら、オーガニックのものを選ぶなど、安全性を信用できるメーカーさんのものでお試しくださいね。
100均のアロマオイルは精油でなく、ただの合成香料なので注意してください!!
ラベンダー精油のおすすめの使い方
私のおすすすめ利用法です。
①洗濯する時や床拭きをするときに、水にそのまま原液を2~3滴たらす。
ラベンダー精油の色は無色なので、色移りを気にせずに掃除や洗濯に使うことができます。
また、掃除に使う時用にスプレーを作っておくと便利です。
消毒用エタノールを少量に、ラベンダー精油を5~10滴ほど溶かし、水道水を足して即席アロマクリーナー出来上がり。ファブリックミストとしても。
分量は適当です(笑)
②少量の牛乳に1~2滴入れて、即席バスミルク。
あら塩でもOKです。おすすめのブレンドはフランキンセンス。
お風呂に溶かして、至福のバスタイムをお過ごしください♪
③ぺパーミントとのブレンドオイルは、偏頭痛がしてきたときに。
頭痛持ちさんにおすすめのアロマの利用法です。
首筋やこめかみに馴染ませてください。
頭痛だけでなく、デオドラント目的でも使えるし、オフィスでの息抜きにも使えます。
④オレンジとのブレンドの芳香浴
認知症予防にTVで紹介された夜のリラックス用ブレンドです。ちなみに朝はローズマリー&レモン。
病気の予防と考えなくても、このブレンドはとても癒されます。香りにはまりますよ(^^)
ラベンダー精油はどんな香り?どんなイメージ?
清潔感のあるハーブ系の香り。
香りの表現には「アロマティック」という言葉が用いられます。
日本人にとっては馴染みの薄い香りでもあり、人によって好き嫌いが分かれる香りでもありますね。
私も最初の頃は苦手に感じていました。
長く付き合っていくと、その優しい香りに安心感を覚えます。
香水の世界では、草原を渡る風のような解放感が特徴的な「フゼア」という香調の主役となります。
私のイメージでは、ズバリ「理想のお母さん」。
清潔な家、健康な家族のために家事をこなし、いつも優しく包み込んでくれる。
程よい距離感で接してくれるけど、時々、その優しさをうっとおしく感じてしまう・・・。
みんなの心の拠り所になり、
結局、最後には頼ってしまう、お母さん。
ラベンダーは、そんな「母」や「包容力のある女性」のイメージがあります。
ラベンダー精油に対応するチャクラは?
ラベンダーの紫色は、第7チャクラの紫色と同じです。
「クラウンチャクラ」と呼ばれ、頭頂部にあるエネルギーの出入り口です。
このチャクラを開くことで「宇宙とのつながり」を感じることができるとされています。
ちょっと言葉での表現が難しいところ・・・(;^ω^)
言語化が苦手な私は、特に表現が難しいですが、頑張ってみます。。
私は、「宇宙と繫がる」とは、「自分と繫がる」ことだと思っていて。
ラベンダーは心、身体、魂、精神を浄化してくれて、不要なものを洗い流してくれます。
そして残るのはピュアな自分。
それは、でこぼこもあって、いびつかもしれませんが、紛れもない自分そのものです。
そんな自分と、自分の環境を受け入れ、認められれば、
周りもそのままに受け入れられる。
起る出来事も。
「これでいい」と安心し、どっしりと構えつつ、未来や過去の自分に自由にアクセスし、
未来の自分から励ましや道しるべをもらい、
過去の自分に慈しみと感謝を贈る。
そんな豊かなエネルギーの循環をつくっていくこと。
それがクラウンチャクラの役割なのでは?と思っています。
ラベンダーの浄化のパワーや、心身、魂ともにバランスを取ってくれるパワーを上手に使えば、もっと「自分と繫がれる」のではないかな、と思います。
・・・う~ん、やっぱり説明がフワフワで、分かりずらいですね。
スピリチュアルの事って、言葉にするって難しいな~(´Д`)
自分と繫がれば、自分の本当に望む生き方が何かが分かります。
ラベンダーの香りに向き合っていくと、「自分らしい生き方」を気付かせてくれるかもしれません。
あなたの本当に望む生き方はどんな道ですか?
そろそろそっちへ1歩、踏み出しませんか?
変わりたいあなたへの香り創りました。ラベンダーも配合してます。
こちらもぜひ↓
http://naocchi.com/2019/07/06/post-2344/
ラベンダーの逸話や情報が増えたら追記していきます。
では☆